送電線や家電製品などから放出される電磁波が健康に与える影響を調べている世界保健機関(WHO)は、電磁波対策の必要性や具体策を明記した「環境保健基準」の原案をまとめた。「今秋にも公表し、加盟各国に勧告する」としている。日本政府は電磁波について「健康被害との因果関係が認められない」としているが、基準公表を受け、関係各省で対応を協議する。電磁波に関する環境保健基準原案で世界保健機関(WHO)が明確に打ち出したのは、「疑わしきは回避せよ」という「予防原則」のメッセージだ。