こんにちは、プレバランスの上田英憲です。
アレルギーの研究から病気の根本原因を探究する中で、私は、ある考えに行き当りました。それは、「多くの病気は、腸に問題があるのではないか?」ということでした。そして、昨年暮れ、同じく「腸」に注目し、症状改善に、実践的な栄養療法で大活躍中の佐藤章夫先生と出会ったのです。
私たちの見解は一致。「腸を正常にして元気快復」するための、腸壁修復の機能を持つ画期的なサプリメント「LGS」が誕生しました。佐藤先生に、現代の食事行動の問題、腸の大切さと栄養療法について、うかがいました。
── 今の人たちは胃酸が出にくいといわれますね、健康に与える影響はどうなのでしょう?
佐藤:「昔はね、朝、目が覚めると、母親がまな板をトントン叩く音がして、ご飯や、味噌汁の良い香りがぷ〜んとただよってきて、食卓に付く頃には、食べ物がいつ来てもいいように、胃では胃酸を出す準備が整っていました。
一家団欒の食卓では、親や祖父母から良く噛んで食べるように教わったものです。
今、朝一番に聞こえるのは「チーン」っていう音でしょ? あの音では食欲はそそられない。テレビに集中して、みんな同じ方向見て食事していますよ。いったい何を食べたか覚えていない(笑)。
日本人の90%以上は、テレビを見ながら、新聞を見ながら、ゲームをやりながらの「ながら食い」。「お昼、何食べたっけ?」って(笑)、これはアルツハイマーでもなんでもない。食事に集中していないから忘れちゃうんです。
「胃酸」を十分に出すには「食べ物を意識」して、「食事に集中」することです。」
── 十分に噛まずに胃酸も出ないと、どうなるのでしょう。
佐藤:「食べ物だけでなく、抗生物質、ウイルス、菌、重金属などの化学物質が、慢性的に腸の粘膜に付着すると、本来、
3〜5日で再生していた腸が、再生されずに、炎症を起こして、腸壁にぽっかり穴が開いてしまうのです。これをリーキーガット(腸に穴が開く)といいます。
腸に穴が開くと、たとえば、十分に分解されていない未消化の大豆のタンパク質は、穴から入って、腸の後ろの毛細血管を通り、身体の中を巡ることになります。」
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── わたしも長年のアレルギー研究の中で、「問題は腸にあり、腸がしっかりしていないことが原因だ」と考えていました。
佐藤:「ええ、人間の身体は、口から腸、肛門まで粘膜に覆われた管で、その外となる体内では、未消化の大豆のタンパク質は「異物」として認識されます。 腸から血液中にこの「異物」が混入すると、無害化しようとして、身体は抗体を作り、次に同じ未消化の「異物」が入ってくると、すみやかに抗体に働きかけるようになります(抗原抗体反応)。それが、皮膚の表面や、関節付近の血液中で起きると、アトピー、リウマチなどのアレルギー反応となるのです。
原因は、リーキーガット(腸壁に穴が開く)だったといえますね。」
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── この腸に穴が開くという症状を、栄養療法で改善できるわけですね。
佐藤:「ええ、まず、腸粘膜を修復するには、「メチオニン」「システイン」といったアミノ酸が必要です。にんにく、たまねぎ、長ネギなど、臭いの強い野菜の成分で、含硫成分のアミノ酸といいますが、これが実は粘膜を作るのに必要なアミノ酸なのです。
タンパク質は人間の身体の中で、一度アミノ酸まで分解されて、再び、必要なタンパク質を作るために再合成されます。たまねぎを食べればすぐに「メチオニン」「システイン」が取れるのではなく、消化・分解をして合成されるのです。腸がリーキーガットだと、その能力がたいへん低くなっているといえます。
ですから、腸の粘膜を作るために必要な「メチオニン」「システイン」をサプリメントの成分として、直接身体に、吸収させることで、その能力を向上させるわけです。」
── 粘膜の修復に必要な栄養素を補給するのですね。
佐藤:「そうです。それから、カンジダ菌の繁殖を抑制する成分、真菌による炎症を抑える成分ですね。成人なら誰でも身体の中にカンジダ菌や真菌がいますが、細々と暮らしているから問題はないのです。ところが、腸の中で乳酸菌が十分に繁殖していないと、彼らは活動の場を広げてくる。未消化の食べ物は、カンジダ菌や真菌の大好きなエサですから、腸がリーキーガットだと、どんどんエサが流れてきて、絶好の繁殖機会を得ることになります。
それを防ぐために、腸壁を守る「乳酸菌」や乳酸菌のエサになる「オリゴ糖」が必要になります。
その他、リーキーガットだと腸壁は炎症を起こしていますので、抗炎症作用を持つハーブ類も必要です。
それから、消化を助けるための「パパイヤ酵素」「パイナップル酵素」といった消化酵素も助けになりますね。」
── リーキーガットが原因とされる症状、病気は多岐にわたり、現代病の多くに関わっていると言われますね。
佐藤:「リーキーガットが「トリガー(引き金)」になっているといってもいいですね。」
── 日本人で何割ぐらいがリーキーガットの可能性がありますか?
佐藤:「自覚症状がなくても、7割はリーキーガットだと思います。」
── さまざまな病気を研究していると、たどり着くのが腸です。まず、腸を修復し、食べ物や食べ方に気をつければ、相当の病気が改善されるのではないかと期待しています。腸壁の修復を主眼にしたサプリメント「LGS」を先生と共に開発できると分かったときには、本当に感動したというか、「これを探していたんだ!!」という喜びが沸き立ちました。
これから、ますます、腸が身体の健康を左右するといわれるようになるでしょう。「腸」が注目される時代になってくるのです。わたしたちは、いち早くそのことを皆さんにお伝えしていきたいと思っています。
LGS参考文献:Castro GA, Arntzen CJ. Immunophysiology of the gut / Pharmacological treatment of Adverse Reactions to Foods 他多数
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佐藤 章夫 さとうあきお
医学博士(米国)米国臨床栄養士 ホリスティック栄養士 ハーブ処方師
1958年神奈川県生まれ。ブリティッシュ・コロンビア大学、ナショナル・ヒーリング・カレッジを経て、栄養療法実践医師Dr.ジョナサン・ライトに師事。正しい知識に基づく、最適最良の健康づくりの啓蒙・普及活動と、素材の産地、成分を明確にしたサプリメントの処方デザインに従事している。朝日新聞、日本経済新聞、日経ヘルス他寄稿多数
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